インテルはいってるタブレット2 / Si02BF の制限事項をメーカーに確認しました

『インテルはいってるタブレット2 / Si02BF』 を利用する上で悩んでいることがありました。

それはこのタブレットのOS部分が壊れてしまったり不具合が出るようになった際に、工場出荷状態にリカバリーをする方法はあるのだろうかということです。

OS部分がなんとか生き残っていれば、Windows 8から採用になった回復メニューを利用すればなんとかなるとは思うのですがそれすら起動できなかったときはどうすればいいのか…。

 

通常のPCであればリカバリーディスクが同梱されているか自分で作成しておくように案内があり、それを利用して外部ドライブ(CD-ROMだったりDVD-ROMだったりする)からリカバリーをしますよね。

それと同じ手法が用意されているのかも含めてマニュアルに書かれていない疑問点をいくつか絞って調べてみました。

 

 

 

 

マニュアルに書かれていないいくつかの疑問

電源投入状態からBISO画面に入る方法はあるのかどうか

OSから起動しない場合のケースを想定しているのでウィンドウズのメニューからBIOS画面へ行く方法は使わずに、電源投入時にBIOSの管理画面へ入る手段が必要になると思われます。

一般的なPCの場合はこのBIOS画面で起動ドライブを選択します。

これにより内部のSSDやHDD以外を最初の起動ドライブにできるようにしておくのが普通です。

 

ブートデバイスの順番を設定できるかどうか

BIOSの管理画面へ入ることはできましたが、ブートデバイスの順番を変更する項目がちょっと見当りません。

USBブートをするためには何か条件が必要なのでしょうか?

 

スクリーンキャプチャーをキーボードを併用せずに行うことができるかどうか

他社製のWindowsタブレットでは、『電源ボタンと音量ボタン』あるいは『ウィンドウズボタン+音量ボタン』を同時に押すことによって、スマートフォンのように本体のみでスクリーンキャプチャーをすることができるようなのですが、何度やってもSi02BFではできません。

他にやり方はあるのでしょうか?

 

 

メーカーの問い合わせ窓口に電話をかけて直接聞いてみました

既存のWindowsタブレットを保有する方にお聞きしたり、自分でも色々調べてみたのですが一向に解決の糸口が掴めません。

そこでSi02BFのメーカーである『株式会社シアル』の問い合わせ窓口に電話をして直接お伺いしてみました。

 

結論としてはやりたかったことすべてできないという回答でした。(2015/1/8 シアル問い合わせ窓口に電話にて確認)
※一部できるものもある…というコメントをブログの読者様からお寄せいただき、その後こちらでも検証してみたところできるものもありました。

 

 

Si02BF本体のみでよくあるスマートフォンのようなスクリーンキャプチャーをすることはできません

(デスクトップ画面に入ってからの Snipping Tool を薦められました。知っとるわ!w それだとデスクトップモードでしかキャプチャできないでしょ!)

こちらのニーズとしてはスマートフォンで利用できるような本体のみでできるスクリーンキャプチャーを望んでいるわけなので、Snipping Tool だとちょっと違うのです。

 

スワイプからチャームを呼び出し、対応したアプリで共有(キャプチャ)をする方法を推薦してくれた方もいらっしゃいましたが、今回はそのスワイプ状態もキャプチャーしたかったのでこれもまたうまくいきません。

 

デスクトップ画面、ストアアプリ画面、スワイプからチャームを表示している画面などをスクリーンキャプチャーする場合には下記の手順となります。

キーボードを併用し、ウィンドウズキー + プリントスクリーンキー でデスクトップモード・ストアアプリモードともにスクリーンキャプチャーを撮ることが可能 です。

ピクチャフォルダ内に専用のフォルダが作られそこにキャプチャー画像が格納されます。

 

 

キーボードを併用すれば起動時にBIOSを呼び出すことができる …らしい。

F8 とかを押せばいいんじゃなかったかしら…というあやふやな回答をいただきました。

キーボードを併用し、それらしいキーを押しながら起動してみれば当たるかも。

 

その後の調べによると 起動時にUSB接続をしたキーボードの【 DEL 】 キーを押しておくとBIOSが立ち上がる ことを確認しました。

結論としてBIOS周りはメーカーとしてはノーサポートってことでした。

 

 

USB ブート はできないようにしてある と言われました。

OSが起動できない状態およびリカバリ領域が壊れてしまった状態での復帰はユーザー側では無理らしいので、その際はメーカーサポートで対応になるということでした。

 

しかし今回お話しをした方が技術担当の方ではないとのこと。

もしかしたらなんとかする方法があるのではないかと思っていたタイミングで、ブログ読者の方からタイムリーなコメントをいただきました。(ありがとうございました!)

 

『セルフパワーのUSBハブにUSBキーボードとUSBメモリを接続し、BISO画面からSave & Exit → Boot Override にある UEFI : ○○○ を選ぶとUSBメモリからリカバリーできる(要約)』

 

上記コメントを元に、回復ドライブの作成とUSBメモリーからのリカバリーができる ことを確認しました。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

 

Si02BF 回復ドライブの作成 と リカバリーの方法

 

 

以上、自分としてできるところのトラブル回避調査は終わったので次からはいろいろインストールして動作試験をしたいと思います。

 

 

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