楽天Koboでいよいよ E Inkベースの新端末「Kobo Aura(海外名はKobo Aura 6)」の正式予約が開始されました。
E Inkベースの新端末としては、先日発表になったAmazon のKindle Paperwhite(ニューモデル)とほぼ同じスペックと思っていいと思います。
それぞれパネルを自社で作っているわけではないので、必然的に同じタイミングで発売されるものはほぼ同じものになってしまいますよね。
ただし、Kobo Auraは旧タイプ(Pearl)のままで、新Kindle Paperwhiteは新タイプ(Carta)を採用しているとのこと。
このパネルの違いはカタログスペック的には、CartaはPearl よりもコントラスト比を50%増しており(10:1→15:1 )、反射率も20%増(40.7%→44%)になっています。
従来製品(Kobo glo など)よりも白が際立つようになり、また E Inkの特性でもあるコンテンツの残像(うっすらと以前表示したページが残るように見える)などをほぼ解消している低フラッシュスクリーン技術(E Ink Regal ™ Waveform)が採用されました。
ちなみにKobo Auraには日本未発売のKobo Aura HDという高精細モデルもありますが、今回の新端末はその廉価版というよりもKobo Gloの後継機という位置付けだと思われます。
Kobo Aura と Kobo glo のわかりやすい違いはこんな感じかな?
- フラットディスプレイになった
- タッチ操作が赤外線式から静電容量式に
- 本体の内蔵メモリが2GB→4GBに(外部SD32GBまでは同じ)
あと、個人的に気になることがニュースリリースに。
楽天ニュースリリース(2013年8月28日)より
より快適な読書体験を求める愛好者に向けて、美しいE Ink 電子ブックリーダー「Kobo Aura 6”」を提供します。同リーダーには、魅力的な「Edge-to-Edge」ワイドの高解像度(212 dpi)ディスプレイが搭載されています。紙媒体に近い読書体験を提供するため、「Kobo Aura」は、新たな低フラッシュスクリーン技術を活用し、コンテンツの二重表示やページ更新によるリフレッシュ(残像)をほぼ解消しています。また、3,000冊まで書籍を保存し、1回の充電で2ヶ月以上利用することができます。さらに、同社とPocket社との提携により、電子ブックリーダーへ記事やウェブページを送信して読むことができるサービスの提供が初めて実現しました。
Pocket社による「Read It Later」機能が搭載され、各種記事やその他のウェブ上のコンテンツを保存し、Kobo上の本棚の「Articles(記事)」セクションから簡単にアクセスすることが可能になるとのこと。(Kindleではすでに類似機能が実装されていたようです)
端末的な差はやはり収束していくことになり、またそれは電子書籍ストアとしてもしかり。
このままAmazonのKindleとは良きライバルであり続けてくれるなら、サービス面での拡充も今以上にされていくことでしょう。
Kobo従来機にこれらの新サービスが追加されるかは今のところは不明ですが、Kobo gloが順当にパワーアップしてた今回の Kobo Aura。
気になる方はぜひ予約をしてみてください。
もちろんリーズナブルに手に入る、Kobo gloでもまだまだ快適な読書生活を楽しめますよ!
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