ソニーからのプレスリリース(2013/10/08 13:30)にて、海外で発表されていた新モデル「VAIO Fit Aシリーズ」、「VAIO Tap 11」を含む全4シリーズ17機種が発表されました。
一番最初にリリースされるVAIO Pro 11 の発売日はWindows 8.1 の正式リリース日となる10月18日(金)の翌日、10月19日(土)となっているようです。
今回のモデルはなぜかOSが最新の状態でリリースされずに、ユーザー自身でWindows8.1へバージョンアップしなければならなくなっているようです。(VAIO Duo13 を除く)
工場出荷用のOS提供が間に合わなかったとは考えにくいので、今回の対応はすべてのユーザーにWindows ストアを利用してもらいたいという思いの表れなんじゃないかと推測します。
いわゆる、iOS に対するAppStoreの位置づけのようにすべてのユーザーにマイクロソフトアカウントを作成させ、マイクロソフトの新しいビジネスモデルに乗っかって欲しい…ということなのでしょう。
ライセンス違反のパッケージ販売もこれを経由することで撲滅とまではいかなくてもなんらかの制限を加えることは可能かもしれませんし、パソコンメーカー側も従来の環境+αでリリース準備をすればよいことになるので少しは楽になるかもしれません。
ただ、Windows ストアを利用されたことのない方の方が多いかと思うので、その点についての問い合わせは増えてしまいそうですね。
VAIO Duo 13だけが例外的にWindows 8.1でリリースされるのは、付属のペンまわりのチューニングがメーカー出荷時に必須だからなのかしら。
(2013/10/09 1:18 追記)
どうやらVAIO Duo 13 だけが例外的にWindows 8.1 でリリースされるのは、 InstantGo(旧名称Connected Standby)に対応させるためにドライバーのチューニングをあらかじめする必要があったようで、その他の機種に関しては現時点ではサポートできていない様子。
いわゆるスマートフォンなどでみられるようなスリープ中にアプリから通知を受け取るような待ち受け省電力機能らしいのですが、Windowsストアアプリとして対応アプリが潤沢に用意されるようにならないとこの機能があってもあまり意味を持たないようです。
さらにこの機能に対応しているWindows 8 PCは現時点ではあまり存在していないので、今のところなおさらかも。