『CP+(シーピープラス)2015』 ざっくりレポート その3 SONYブース編

個人的には一番チェックをしたかったSONYブースレポートです。

 

今年は入場口からすぐの場所にブースがある意味がようやく出てきたというか 『中で何か楽しそうなことが行われている』 ことがはっきりとわかる、一見さんにも興味を持たせることに成功している企画になっていました。

昨年の設営、中で何が行われているのかさっぱりわからなかったですからね。(^^;

→ 昨年度の様子

 

SONYのロゴがあるエリアでは、なにやら人だかりができています。

良く見るとそちらの天井から何かが吊り下げられているようです。

 

 

天井から吊り下げられていたのは模型の鳥でした。

ぐるぐると旋回しています。

 

 

さらに人ごみの奥にはジオラマが広がっていました。

このジオラマを備え付けの α7II で撮影を試してもらおうという趣向のようです。(他社製カメラはご遠慮くださいという基本ルールが当初はありました)

 

 

そしてそのジオラマコーナーの後方2階エリアでは、望遠レンズがセットされた備え付けのαシリーズが用意されていました。

ここからでジオラマ上空を飛んでいる鳥を撮影してもらって、カメラとレンズの実力を測ってもらおうということだったんですね。

この2階エリアもかなり人気があり、待ち行列ができていました。(列が長かったのでお試しは諦めました)

 

 

そしてSONYブース中央付近にも何やら人だかりが。

こちらはモデルさんを撮影できるコーナーのようです。(こちらのコーナーは一貫して他社製カメラでの撮影はご遠慮願いますという指示アリ)

 

 

メイン通路側にはαマウントシステムのレンズ群がずらり。

フルサイズEマウントもだんだん揃ってきましたね。

中央のアクリルケースに格納されているのは、参考出品のフルサイズEマウントレンズのようです。

 

 

 出荷予定の一覧にある、ちょうど赤枠で囲っているものが今回ようやくお目見えとなりました。

 

 

 こちらは FE 28mm F2 + 16mm Fisheye Converter, 21mm Ultra Wide Converter だと思われます。

 

 

撮影した画像は持ち帰れないので最短焦点距離と思われる距離感だけ確かめて来ました。

ピントが合うのはこんな距離でした。(ざっくりしすぎていてゴメンナサイ)

 

 

 こちらは FE 90mm F2.8 Macro G OSS で、フルサイズEマウントレンズでは初となるマクロレンズです。

 

 

個人的にもこのレンズはかなり気になっていました。

 

 

花の中央にピントが合う距離だとこんな感じ。

 

 

撮影データは持ち帰れないので、液晶ディスプレイに表示させたものをカメラにおさめてみました。

いい感じで寄れています。

 

 

こちらは FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS で、数字が表す通り広角側から望遠側まで1本でこなしてしまうという便利なレンズ。

広角側にしたときのレンズの長さはこんな感じ。

 

 

広角側でSONYブースのレンズお試しコーナーを撮影してみた様子です。

 

 

次に望遠側をテストします。

望遠側にしたときのレンズの長さはこんな感じ。

わりと長くなります。

 

 

広角側を撮影したときと同じ場所を狙ってみたところですが、これくらい寄れれば確かに便利ですね。

撮影データを持ち帰れないので詳細なチェックはできないのですが実用性も十分のようですね。

 

各ソニーストアなどでお試しできるようになったらぜひすべての新レンズを試してみてくださいませ。

(なぜか Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA を試せていないことに気が付きました。あったのかな?)

 

 

あとは他社さんのソリューションを利用した展示もいくつかありました。

こちらは最近流行りのスタビライザー系のアイテムでしょうか。

手ぶれなどを抑制する機構になっていて、おもに動画撮影などの際に威力を発揮するようなものだと思います。

 

 

また昨年に引き続き、空撮の提案もありました。

α7II などもぶら下げられるようなドローンが増えてきたということでしょうね。

 

 

今回のSONYブースはジオラマを展開するなど趣向を凝らしたものになっており、新しい発見を与えてくれると同時に撮影する楽しみも提案してくれたような気がします。

 

ただ一部マナーを守らない入場者も少なくは無く、出店者側にもソニー製品ユーザーにも迷惑をかけていた状況が非常に目につきました。

他メーカーのブースにもモデルさんの撮影コーナーなどもあったりするのですが、撮影できるのは自社製品ユーザー限定にしていたり持ち込みカメラでは不可といった 対応をしているケースも多くありました。(過去にいろいろトラブルがあったんでしょうね)

 

比較的今回のSONYブースは他社製品のユーザーにも寛容な対応をしていたようですが、来年からは大手他社さんにもならって自社製品ユーザーのみ(あるいは備え付けの機材を試したい入場者)へのサービスということにしてくれた方が精神的にも良い気がしました。

 

SONY製カメラやレンズを購入前提でお試しするために来場したユーザーにとっては非常に迷惑な存在ですから。

 

そして記事はまだまだ続きます。

 

 

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