タブレットPCの大きな弱点と言えば、スマートフォン用のOSと違ってタッチがしにくい場面があるということ。
Windows 8のストアアプリモードであれば、タッチ対応に適したUIやお作法を持つアプリも無いわけではないようですが、いかんせんストアアプリそのものがあまり実用的ではありません。
デスクトップモードをフル活用する場合、どうしてもマウスを併用した方が能率が上がるケースが多いのは致し方ないところです。
タッチパネルをタッチパッドとして利用する『 TouchMousePointer(タッチマウスポインタ) 』 というデスクトップアプリケーションも一部で人気のようですが、個人的にはマウス併用の方がしっくりきます。
その際、自宅で利用する分にはいつも利用しているUSBマウスやBluetoothマウスでも問題ないのですが、外出時に標準サイズのマウスを持ち運ぶのはちょっと避けたいところ。
そこで今回は持ち運びに適したBluetoothマウスを2機種ご紹介すると同時に、利用時に起こりそうなトラブルの対象方法をご案内します。
さて、今回新たに用意したBluetoothマウスがこちら。
Bluetooth 3.0対応で電池が長持ち、超小型ブルートゥースレーザーマウス、サンワサプライの『 MA-BTLS21 シリーズ 』 です。
カラーは3色あります。
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今回はタブレット本体カラーに合わせてホワイトを。
この写真だけ見るとそんなに小さい感じはしないんですけれど。
標準のマウスと並べてみるとこんなに大きさが違います。(メーカーも違うんですが、左のマウスは他のUSBマウスとそんなに大差ない大きさでした)
もうちょっと分かりやすいように、Si02BF本体の横に並べてみました。
超小型とうたわれれているだけのことはあるコンパクトサイズですね。
あともう1つ、コンパクトなBluetoothマウスでおススメしたいのがこちらのアイテム。
マイクロソフト ブルートラック ブルートゥース マウス 『 Wedge Touch Mouse 3LR-00008 』 です。
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こちらはWindows 8がリリースされたタイミングでマイクロソフトから発売された周辺機器シリーズの1つです。
どうやらすでに生産完了しているらしく、流通在庫のみとなっている模様です。
ホイール部分がない代わりにマウス上部のフラットになっている部分がタッチで反応するようになっており、写真ではちょうど線が描かれているあたりをホイールがあるかのようになぞると同様にスクロールするようになっています。
デザイン的にも先進的で精練されているのですが、ちょっとお値段が高めなのが難点です。
マイクロソフトオフィスを購入する際、同梱パッケージをセレクトして入手した一品です。
今回ご紹介した2つのマウスを並べてみました。
デザイン的な違いはありますが、大きさ的にはそんなに差異がないことがわかりますね。
Bluetoothマウスのセッティング方法は各マウスのマニュアルに記載されているのでざっとご説明しておきます。
Bluetooth機器をリンクさせよう
まず、タブレットの画面外枠右側から中央方向に向かってなぞってください。(スワイプ)
そうすると、上記のよう細長いメニューが現れます。
一番下にある歯車マークの【 設定 】 を選んでください。
次に右下にある、【 PC設定の変更 】 を選びます。
一番上の 【 PCとデバイス 】 を選びます。
上から3番目にある 【 Bluetooth 】 を選びます。
Bluetooth機能がオンになっていることを確認し、リンクさせたいマウスが表示されていなければマウスの裏側のスイッチを押し、リンクモードにしてください。
一覧に該当の機器が表示されるので、そちらを選択してリンク開始してください。
しばらく待つと利用できるようになります。(次回以降はリンクの必要はありません)
Bluetooth機器利用時のトラブルについて
今回マウスを利用できるようにした際、ちょっとしたトラブルに遭遇しました。
マイクロソフトのマウスはマウス操作時にマウスカーソルがカクカクした動きになり、使い物になりません。
また、サンワサプライのマウスはマウスそのものを認識しなくなるときがありました。
これを回避する方法がありましたので備忘録として記載しておきます。
先ほどと同じように、画面右からスワイプして【 設定 】を選択。
今度は上のほうにある 【 コントロールパネル 】 を選びます。
コントロールパネルから 【 ハードウェアとサウンド 】 を選択。
デバイスとプリンターの欄にある 【 デバイスマネージャー 】 を選びます。
※デスクトップ画面左下のウィンドウマークを右クリックして 【 デバイスマネージャー 】を選んでもOKです。
ネットワークアダプターのワイヤレスアダプター 【 Broadcom 802.11abgn Wireless SDIO Adapter 】 を右クリックしてプロパティを開きます。
※タブレットのタッチパネルを利用した操作の場合は、 【 Broadcom 802.11abgn Wireless SDIO Adapter 】 を長押しして指を離すと右クリックと同じメニューが出ます。
【 詳細設定 】 を選択し、プロパティの一覧の中から 【 Bluetooth Collaboration 】 を選び、値を Disable か Enable のどちらかにしてみてください。
ちなみに、マイクロソフトの『 Wedge Touch Mouse 3LR-00008 』の場合には、Disable でカクカクした操作感は解消し正常に動くようになりました。
また、サンワサプライの『 MA-BTLS21 シリーズ 』の場合には、Enable でマウスが認識されないことがなくなり正常に動くようになりました。
というわけで機器によってこの値はどちらかに変更した方が良いようですのでご注意ください。
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その他の周辺機器に関する記事
『 インテルはいってるタブレット2 / Si02BF で利用したい周辺機器をリストアップしました 』 をご覧ください。