一眼カメラのα7Rを購入して半年以上が経過しているわけです。
購入当初は『このカメラはフルサイズですし高感度での撮影も強いこともあって、めったにフラッシュは使わないと思います。』という店頭販売スタッフさんの言葉を信じてやりくりしてみたのですが、どうしても室内での撮影や夜間撮影などで光量不足に悩むケースもけっこうあったりして。
フラッシュは安易に使用すると白飛びしてしまって空気感も雰囲気も台無しな写真が出来上がったりするので使い方も難しいアイテムなのですが、そろそろ一歩を踏み出してもいい頃かなと。
コンパクトデジカメや一眼カメラの中でも入門機に当たる機種ではオマケ的なフラッシュが内蔵されていたりするのですが、フラッシュ光の発する角度を調整できるものは少なく使い勝手もそれなりだったりするわけです。
プロっぽい人たちは何台ものフラッシュを同期させて意図的に影を創り出したりするそうですが、そこまでの機材はまだ必要ではありません。
そんなわけでそこそこの光量があり(明るさはガイドナンバーというもので表すらしい)、光源の角度を調整できる(バウンス)フラッシュを純正品から選んでみることにしました。
純正品でもいくつかあるのですが、候補にあげてみたのは HVL-F60M と HVL-F43M の 2つ。
HVL-F60M(左) と HVL-F43M(右)
上の配置を裏から見てみるとこんな感じ。
HVL-F60M(裏側からなので右のやつね)のデカさがよくわかります。
α7R に HVL-F60M を装着してみたところ。
デカい。ひたすらにデカい。
α7Rが比較的コンパクトなつくりのためか、なおさらHVL-F60Mが巨大に見えます。
α99やα77IIなど、ボディが大きくても厭わないAマウントシリーズを選ばれた方にはこちらのフラッシュがおススメなのかもしれません。
HVL-F60M は、光源部を左右に90度まで傾けることができるのです。
また、上方向150度、下方向10度まで傾けることもできます。
ちなみに後ろはこんな感じ。
そびえ立つフラッシュ!(笑)
次に一回り小さいHVL-F43Mをα7Rに装着してみます。
これでも若干大きいとは思いますが、ガイドナンバー43のフラッシュは他社製品でもポピュラーなようですからこんなものなのでしょう。
HVL-F43M も、光源部を左右に90度まで傾けることができます。
また、上方向150度、下方向8度まで傾けることもできます。(HVL-F43Mの方が若干下に向けられる角度が少な目のようです)
現行のフラッシュ2機種を装着して付け心地を確かめてはみましたが、やはりこちらの HVL-F43M を購入することにしました。
大光量の HVL-F60M も捨てがたいのですが、α7R のコンパクトさがスポイルされてしまうその巨大な佇まいは似つかわしくないという判断です。
お値段的にもそれなりの差がありますしね。
ソニーもこんな感じで純正アクセサリーを装着した様子まで掲載してくれないものかなぁ。
わざわざ銀座のソニービルまで出かけて確かめて来ましたよ。
フラッシュは価格コムなどを調べてみてもお値段的にはソニーストアでクーポンを併用して購入した方がお安い結果となりました。
アクセサリーで利益を取りたいというのはどこの業界も同じようなものらしいです。
ソニーストア HVL-F60M
ソニーストア HVL-F43M