ここのところ事業縮小っぽい話が多かったハイテク系のニュースですが、久々にワクワクしてくるリリースがありました。
株式会社ジャパンディスプレイ(社長:大塚周一/以下、当社)は、最先端スマートフォンのディスプレイフォーマットであるワイドQuad HDフォーマット(1440(横) x 2560(縦)画素/以下、WQHD)の開発を行ってまいりました※1。このたびWQHD製品の量産体制が整い、4月より5.5型WQHD TFT液晶モジュールの出荷を開始いたします。
スマートフォンのカメラデバイスや画像処理技術は日進月歩で進化しており、5型を超えるディスプレイで高画質できれいなコンテンツ画像を楽しむことができるようになっています。本製品は量産製品として世界最高水準の精細度538ppiを有しており、フルHDフォーマット(1080(横) x 1920(縦)画素/以下、Full-HD)と比較して更にリアリティのある写真画像や映像をスマートフォンディスプレイで表現することが可能となります※2。2014年は本製品を皮切りに、複数のWQHD製品の量産がリリースされる予定であり、スマートフォンの世界で新たな最先端領域が形成されていくものと期待されます。
本製品は、当社の低温ポリシリコン技術を磨き上げることにより画素の開口率を高め、高透過率と低消費電力を実現しているだけでなく、従来のFull-HD TFT液晶モジュール製品と変わらない薄さとサイズとなっております。
いわゆるオーバーフルHDとか呼ばれている画素数ってことですよね。
今後スマートフォンやミニタブレット系の端末を買い換えようとしている方は、このパネルが搭載されているものが発売されるまで様子見の方がいいですね。
このクォリティでもう少し大きめのサイズ・・・8インチくらいまでラインナップされていると、Windows 8タブレット機も面白くなるんでしょうけれど、スマートフォン用のパネルほどはニーズも見込まれないでしょうから実現も難しいかもしれません。
Xperia Z Ultra(6.4インチ)くらいのサイズも用意されるなら、画像ビュワーとしてのニーズにも応えられるとは思うのですがまずは実物を見てみないとですね。
とりあえず、この液晶モジュールを採用した製品が発表されるのを楽しみに待つことにします!