今回リリースされたVAIOは一部を除き、非常にこなれた感じで順当にパワーアップしてきました。
その中でも個人的におススメしたい機種のみ取り上げたいと思います。
おっと!
VAIOはソニーストア以外での購入は正直おススメできません。
見かけのお値段がちょこっと安いからといって、家電量販店などで店頭モデルなどを選んでしまうとスペックが低いものからしか選べないばかりかさまざまな購入特典が受けられなくなります。
ご注意ください。
ソニーストアで購入するに当たって、各機種共通で気をつけたいポイントは最後にまとめて書きます。
軽さこそ正義!
実用性も十分なモバイルノートパソコン VAIO Pro 11
ようやくVAIO Pro 11に8GBのメモリが搭載できるようになりました。
今まで実現できなかった理由は色々あるかとは思うのですが、あとから増設できないノートパソコンなんだから最初から実用的なメモリの上限はキープしておいて欲しいものです。
とりあえず、ソニーストアで選べるオーナーメードモデルのスペック表を。
11.6型ワイドモデル
VAIOオーナーメード (ソニーストア販売)モデル カスタマイズで選択可能なスペックを掲載 | |
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SVP1121A2J | |
OS | |
OS | Windows 8 Pro 64ビット Windows 8 64ビット |
CPU | |
CPU | インテル Core i7-4500U プロセッサー (1.80 GHz (ターボ・ブースト利用時は最大3 GHz)) インテル Core i5-4200U プロセッサー (1.60 GHz (ターボ・ブースト利用時は最大2.60 GHz)) インテル Core i3-4005U プロセッサー (1.70 GHz) インテル Pentium 3556U プロセッサー (1.70 GHz) |
タッチパネル機能 | |
タッチパネル機能 | 選択可能 |
ディスプレイ | |
ディスプレイ | 11.6 型ワイド (16:9)、解像度:Full HD 1920 × 1080 TFTカラー液晶[トリルミナスディスプレイ for mobile] LEDバックライト、IPS液晶 11.6 型ワイド (16:9)、解像度:Full HD 1920 × 1080 TFTカラー液晶[トリルミナスディスプレイ for mobile] LEDバックライト、IPS液晶、低反射コート |
メモリー | |
メモリー | 8 GB 4 GB |
HDD/SSD | |
HDD/SSD | SSD 約256 GB (256 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) SSD 約128 GB (128 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) |
CPUはなるべくインテル Core i7-4500U プロセッサーを選びましょう。
もちろんメインマシンが他にあるなら下位のCPUでも問題ありませんが、最上位のこちらのみ能力が 1.80 GHz → 最大3 GHzになるターボ・ブーストが利用できます。
1つ下のランクの Core i5-4200Uでは 1.60 GHz → 最大2.60 GHz、それ以下のCPUではこの機構がありません。
画像や動画の編集をしてみたいという時にはもちろん、ドラクエ10などの負荷の高そうなゲームをする際などにもその差が出てきます。
余力を残した作業ができるというのはわりと大事ですよね。
メモリは8GB以外はありえないので、そちらで!
SSDは256GBモデルを選んでおくと幸せになれます。(128GBは工夫をしないと運用が大変です)
利用シーンに応じてシームレスに3段変形!
マルチフリップヒンジを採用した VAIO Fit 13A
VAIO Duo 11でその可能性を見せてくれたハイブリッド型ノートパソコンですが、デザイン的にはかなり先進的すぎて人を選んでしまった感もあります。
「変形するギミックに興味がないわけじゃないんだけど、自分の利用シーンではまだ想像ができないから普段は普通のノートパソコンとしても使い易いといいなぁ。」
…という方にもばっちりなのが、この VAIO Fit 13 A です。
VAIO Pro に比べると約1.31kgと重量感はかなりあるので、通勤などで持ち運ぶにはこのモデルでギリギリなんじゃないでしょうか。
こちらもソニーストアで選べるオーナーメードモデルのスペック表を。
13.3型ワイドモデル
VAIOオーナーメードモデル カスタマイズで選択可能なスペックを掲載 | |
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SVF13N1A1J | |
OS | |
OS | Windows 8 Pro 64ビット Windows 8 64ビット |
CPU | |
CPU | インテル Core i7-4500U プロセッサー(1.80 GHz (ターボ・ブースト利用時は最大3 GHz)) インテル Core i5-4200U プロセッサー(1.60 GHz (ターボ・ブースト利用時は最大2.60 GHz)) インテル Core i3-4005U プロセッサー(1.70 GHz) |
タッチパネル機能 | |
タッチパネル機能 | 搭載 |
ディスプレイ | |
ディスプレイ | 13.3 型ワイド (16:9)、解像度:Full HD 1920 × 1080 TFTカラー液晶[トリルミナスディスプレイ for mobile]、オプティコントラストパネル LEDバックライト、IPS液晶 |
メモリー | |
メモリー | 8 GB 4 GB |
HDD/SSD | |
HDD/SSD | SSD 約512 GB (512 GB × 1) (PCI Express × 4) SSD 約512 GB (512 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) SSD 約256 GB (256 GB × 1) (PCI Express × 4) SSD 約256 GB (256 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) SSD 約128 GB (128 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) |
この機種もCPUはなるべく最上位のものを。
メモリは8GB確定。
SSDは最低でも256GBモデルを選んでおくと幸せになれます。(512GBは趣味の領域です)
3段変形はそのままに Full HD を超えた高解像度モデル
2880×1620ドットの高精細ディスプレイを搭載した VAIO Fit 15A
もろもろの選択ポイントは VAIO Fit 13A と同じなのですが、このモデルはもともと重量が約2.15kg と可搬性には乏しいので、重量は気にしないでセレクトするほうがいいでしょう。
大容量のSSDはまだお高いので、ハイブリッドHDD 約1TB(+NAND型 ・フラッシュメモリー16GB)を選ぶのもアリかもしれません。
高解像度のディスプレイでRAWデータの現像をしたり4K動画の編集をしたりする、こだわりの方が選ぶモデルだと思いますので、メモリも上限の16GBをセレクトしておきましょう。
15.5型ワイドモデル
VAIOオーナーメード (ソニーストア販売)モデル カスタマイズで選択可能なスペックを掲載 | |
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SVF15N1A1J | |
OS | |
OS | Windows 8 Pro 64ビット Windows 8 64ビット |
CPU | |
CPU | インテル Core i7-4500U プロセッサー(1.80 GHz (ターボ・ブースト利用時は最大3 GHz)) インテル Core i5-4200U プロセッサー(1.60 GHz (ターボ・ブースト利用時は最大2.60 GHz)) インテル Core i3-4005U プロセッサー(1.70 GHz) インテル Pentium 3556U プロセッサー(1.70 GHz) |
タッチパネル機能 | |
タッチパネル機能 | 選択可能 |
ディスプレイ | |
ディスプレイ | 15.5 型ワイド (16:9)、解像度:2880 × 1620 TFTカラー液晶[トリルミナスディスプレイ for mobile]、オプティコントラストパネル LEDバックライト、IPS液晶 15.5 型ワイド (16:9)、解像度:Full HD 1920 × 1080 TFTカラー液晶[トリルミナスディスプレイ for mobile]、オプティコントラストパネル LEDバックライト、IPS液晶 |
メモリー | |
メモリー | 16 GB 12 GB 8 GB 4 GB |
HDD/SSD | |
HDD/SSD | SSD 約512 GB (512 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) SSD 約256 GB (256 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) SSD 約128 GB (128 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) ハイブリッドHDD 約1 TB (HDD + NAND型 フラッシュメモリー) (Serial ATA、5400 回転/分) HDD 約1 TB (1 TB × 1) (Serial ATA、5400 回転/分) ハイブリッドHDD 約750 GB (HDD + NAND型 フラッシュメモリー) (Serial ATA、5400 回転/分) HDD 約500 GB (500 GB × 1) (Serial ATA、5400 回転/分) |
究極のタブレットモデル
スタイリッシュかつ実用的なスペックのWindows8タブレットPC VAIO Tap 11
タブレットタイプだから、キーボードと切り離して使うと約780gと実用範囲内の重量。
キーボードを同時に持ち歩いても約1.1kgとなんとかなりそうな範囲。
Windows 8が動かないと困るしタブレットタイプから選びたいという方なら、他社の類似品を選ぶくらいなら VAIO Tap 11 のほうが所有欲も満たされると思います。
惜しむらくは秋冬モデルでは搭載できるメモリが4GBまでと少ないのです。
VAIO Pro 11 も初登場のモデルは4GBまでしか選択できなかったことを思えば、今回のモデルはパスしておくのもアリかもしれません。
11.6型ワイドモデル
VAIOオーナーメード (ソニーストア販売)モデル カスタマイズで選択可能なスペックを掲載 | |
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SVT1121A1J | |
OS | |
OS | Windows 8 Pro 64ビット Windows 8 64ビット |
CPU | |
CPU | インテル Core i7-4610Y プロセッサー (1.70 GHz (ターボ・ブースト利用時は最大2.90 GHz)) インテル Core i5-4210Y プロセッサー (1.50 GHz (ターボ・ブースト利用時は最大1.90 GHz)) インテル Core i3-4020Y プロセッサー (1.50 GHz) インテル Pentium 3560Y プロセッサー (1.20 GHz) |
タッチパネル機能 | |
タッチパネル機能 | 搭載 |
ディスプレイ | |
ディスプレイ | 11.6 型ワイド (16:9)、解像度:Full HD 1920×1080 TFTカラー液晶[トリルミナスディスプレイ for mobile]、オプティコントラストパネル LEDバックライト、IPS液晶 |
メモリー | |
メモリー | 4 GB 2 GB |
HDD/SSD | |
HDD/SSD | SSD 約512 GB (512 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) SSD 約256 GB (256 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) SSD 約128 GB (128 GB × 1) (Serial ATA 6 Gb/s) |
この機種をメインPCにする人はあまりいないと思われますので、CPUは予算の許す範囲でお好きなものを。
メモリは現時点では4GBで。
SSDは最低でも256GBモデルを選んでおくと幸せになれます。(512GBは趣味の領域です)
サブ的に使うマシンなら128GBでもいいかもしれませんね。
全般
プリインストールソフトについて
そうそう、くれぐれもマイクロソフトオフィスなどの他社製ソフト類をプリインストールソフトとして選択しないようにしてください。
たとえばマイクロソフトオフィスの場合、あらかじめインストールされているパソコンでしかオフィスソフトが利用ができないという利用契約となり、パソコンを買い換えた際にその権利を移行できません。
個別パッケージ版であれば2台までインストールする権利があるという大きな違いがあります。
ソニースタイル独自の保証システムを有効活用しよう!
ソニーストアの特色でもある保障は3年ワイド保障で決まりです!
これを付けておけばもしものときも安心です。
うっかり落下させてしまって壊れたときや、キーボードにお茶をこぼしてしまってノートパソコンが動かなくなってしまった時など、通常の保証範囲ではサポートしてくれないものに関しても修理対応で完璧に直してくれます。
昔、カバンに入れていたノートパソコンにお茶を飲ませてしまったことがあり、完璧に動かなくなりましたが基板交換などなど無事だったハードディスク以外はすべて交換していただいて、ピカピカの新品のようになって返却されてきた思い出があります。
個人的なうっかり経験からも、このワイド保証には必ず入っておくべきだと心から思いますよ。
他社のユーザーサポートではありえない私設コンシェルジュともいえるサポートサービスに加入しよう!
あと忘れてはいけないのが、ホームネットワークアシストプランへの加入です。
月々525円の掛け金で、VAIOにまつわる質問を他社メーカーの製品まで含める形でトータル的にアドバイスが受けられます。
さらに、今回からクレジットカードの不正利用についても100万円まで保証してくれるというサービスも付加されました。
自分も何回か利用していますが、通常のサポート窓口のスタッフとは違うレベルのスキルを持った方のサポートが受けられますよ。(サポート範囲が他社の製品を含んでもらえるようになるので、違うスキルが必要になるのは当たり前か…)
今回から3年分を一括して払い込めるプランもできたようです。
どんなサービスかわからなくて、月額プランを選んでしまった身としてはうらやましい…。
リカバリー領域を壊してしまったので再インストールもできないなどのトラブルの際にも無料でリカバリーディスクを送って貰えます。
他人が持っていない特別なノートパソコンをあなたに!
そうそう、前回好評だった Red Editon も前回と同じ機種のみ用意されているようです。
Fit と Tap のRed Editon は遅れて登場するってことなんでしょうか?
そちらも期待しておきましょう!