お盆休みから明けて会社に来てみたら、enchant moonがありました。
自分で購入しようかと色々悩んだ結果、初物に投下するにはわりとお高い買い物になりそうだったので初期ロットはパスすることにしたのですが、運よく触れる機会に巡り合ったのであります。
正面右のフチに電源ボタンがあるんだけど、電源入れても何をしていいかさっぱりわからず。
宇宙みたいなふわふわした画面が表示されるも、ペンで書いても反応せず、何をしていいのかもわからず。
(すでにセットアップはされているようなので、レクチャー風な画面も出てきません)
マニュアルもフレンドリーなクマっぽいイラストが書いてあったりと分かり易い雰囲気はバッチリなのですが、起動してからどうすればいいのかの説明が一切なく、ちょっと体験してみたい自分には最初から高い壁が立ちはだかりました(笑)
個人的な思想としては良いアイテムと言うのはマニュアルなんか読まなくても操作はなんとなくわかるものだと思っているので、これはその対極にあるものなんじゃないかと思いました。
これって新しい文法を生み出したいクリエイターのエゴがそのまま商品になったものなんじゃないかというのが第一印象。
このあたりのスタンスが個人的には馴染めない気もするので、現時点では購入しなくて正解だったかも。
質感的にはかなり重量感を感じる鋼鉄の塊のような手触り。
ボディが黒ってのも個人的には嫌いなところ。
指紋がかなり目立つ処理なのでものすごく不愉快になります。
本体についているハンドル部分もかなり固くて動きにくい。カラカラと回って音がするし。
動かないからこそ色々な角度で固定できるのかもしれないけれど、こんなもので体力付けたくないよと。
本体デザイン的にはRがきちっと取れていて丁寧に頑張っているところは理解できる。
ただ、いまどきのギアにしてはやけに分厚いような印象を受ける。
さらにオマケの革製ストラップが逆にチープな感じがしてよろしくない。
輸送時のショックを和らげるためなんだろうけど、無駄に一回り以上デカイ箱もなんだかな。
さらにこの箱も指紋がベッタリ付くのですよ。やだなー。
このあとレビューするかどうか未定なくらい、あまり印象の良くないファーストコンタクトでした。