今回は普段乗っている愛車のレビューでもすることにします。
丸みを帯びたデザインが特徴のビートルシリーズですが、2000年くらいにニュービートルとして 再登場しました。
いつか購入したいなぁと思って2006年にディーラーに試乗をしに出かけ、初体験したその乗り心地は予想を遥かに超えて運転しやすかったことが思い出されます。
車体のベースは人気の高い安定感のあるフォルクスワーゲンゴルフで、その上物としてビートルのボディがかぶさっているだけみたいなものですから当たり前ですけれど。
最初はノーマルのニュービートルを検討していたのですが、オープンカーの誘惑には勝てずカブリオレを注文してしまいました。
爽快感と注目度は抜群です。
大きな荷物の積載には思い切って幌を開けてから後部座席へ乗せるようにすると、比較的楽にできます。
幌をしめれば静粛性もかなり高く、オープンでもこんなに静かになるんだと感動しました。
幌と窓をぴったり閉めても高速走行時にたまにギシっと音がします。
フレームがないのでしょうがないらしいですがあんまり気になりません。
ただ個体差はあるようです。
このニュービートルカブリオレは乗っていて楽しいと思えた初めての車です。
移動するツールというだけでなくドライブそのものを楽しむならこの車はお勧めです。
デザイン重視ではあるのでそのデザインに惚れ込んだのならあとは数種類あるボディカラーで悩んでください。
トランクルームがせまいので大きな荷物は載りません。
荷物を運ぶことがメインなのであればこの車は避けた方が無難です。
数日の旅行に行く程度ならなんにも問題はありませんが。
カーナビを装着される方は1DINしかないので、2DINタイプのものを取り付ける際には一工夫が必要です。
自分はダッシュボードがごちゃっとするのが嫌いなので、オンダッシュタイプは選びませんでした。
そんなニュービートルカブリオレも今年で購入から7年が経過するようで、そろそろ3回目の車検です。
7年間での走行距離は 16,500km ほど。
ぜんぜん乗リまわせておらずまだピカピカです(笑)
ニュービートルのモデルチェンジは1回ほどあり、写真にもある白いカブリオレは後期タイプになります。
年月が経過しても古臭いデザインにならないのもいいところですね。
そんなビートルも近年フルモデルチェンジをしまして、THE BEETLE という名称に変更されました。
今までの丸みを帯びたデザインをさらに上から潰したようなデザインになり、どちらかというとチョイ悪オヤジ風な方をターゲットにしたような 売り方をしています。
その傾向を大きく体現しているのが、上の写真にある限定生産モデルの“ザ・ビートル・フェンダー・エディション”です。
フォルクスワーゲン国内正規輸入60周年を記念した限定モデルで、600台限定で販売しているようです。
Fenderプレミアムオーディオシステム”の10チャンネルアンプ、出力400Wのスピーカーを9つも搭載!
Fender Deluxe™ ツィーター x 4 , Fender Twin™ スピーカー x 2 , Fender リアスピーカー x 2 , Fender Bassman™ x 1
ダッシュボードは、フェンダーギターの特徴、ウッドデザインのグラデーション”サンバースト”
クローム仕上げのサイドミラー、18インチのアルミホイール
クロムメッキでフェンダーのロゴを配置
ボディカラーは、エリック・クラプトンが使用しているブラックのストラトキャスター、通称「ブラッキー」を想起させるような深みのある漆黒、ディープブラックメタリック。
「Fender」のメタルプレートもボデイーにセットされる。
ということなんですが、このモデルはセンターコンソールにあるモニターはカーナビのディスプレイとしては利用できないというかなり尖がった思想で作られているとのことでした。(音関係のチューンでしか使えない)
カーナビを付けたい人はオンダッシュタイプにしないといけないので、見た目はかなりダサくなること請け合いです。
1つ前のモデルであるニュービートルは性別問わず受け入れられたのですが、その需要が一巡してしまったのでこういう路線のデザインになったんでしょうね。
個人的にはビートルのフルモデルチェンジを楽しみにしていたけれど、こういうデザインなら欲しくないなぁ。
しばらくは白いニュービートルカブリオレを大事に乗っていこうと思います。
P.S. 以前、愛車で近所の大型ショッピングモールに出かけたところワイパーのところにメモが挟んであって、何事かと思って読んでみるとニュービートルのオーナーさん集会へのお誘いでした。
突然でびっくりしました(笑)
ご興味のある方は、Hot Water Drive と言うサイトをご覧になってくださいませ。