Synology DiskStation DS412+ レビュー FileStation編

NASと言えばまず一番に利用したいのがファイルサーバー機能です。

NASとファイルのやり取りをする際、家庭内LAN環境からであれば単純なネットワークドライブ指定をしてそれぞれのOSから通常のドライブと同じように利用することも可能なのですが、インターネット経由で外部から扱う場合にはひと手間かかります。

もっとお手軽な方法で、さらになじみ深いWindowsのファイルマネージャーやMacのファインダーのような操作性をブラウザ上で再現してくれるのがこのFileStation機能になります。

 

 

左上の赤い囲みのところのアイコンをクリックしてFileStationを起動します。

するとこの画面のようにPCユーザーにはなじみ深い、ドライブやフォルダの一覧画面が現れます。

FileStationの左側の列に、DiskStationとマイコンピュータと表示されています。

それぞれ、NAS本体であるDiskStationと自分のPC(現在DSMをブラウザで表示しているPC)の中身が表示されているわけですが、DSMインストール時に指示されたJavaのインストールが正常に行われていないと、ここに自分のPCの情報は表示されません。
ご注意ください。

 

 

 

PCのデスクトップなどからこのFileStation上へファイルを直接ドロップすることは基本的にはできないので、 それぞれのフォルダやファイルに対して右クリック(Macはコマンド+クリックなど)をして『コピー』『移動』『削除』などを指定します。

操作的には通常のOSできることと違いはありません。

 

 

 

試しにファイルのコピーを選んでみたところです。

該当するファイルをどの位置へコピーするのかを、その後の画面で指示します。

NAS内のファイルだけではなく、現在DSMを利用中のPCの中身も同じ画面内でチェックできるので非常に便利です。

ファイル名、ファイルのサイズ、ファイルのタイプ、ファイルに変更のあった日時、所有者(アップロードをした人など)の各情報が一覧でチェックできます。

ブラウザで動いているアプリだとは思えない完成度の高さですね!

 

次の記事では、同様にスマートフォンなどの端末からファイル操作をする方法をご紹介します。

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    今回セレクトしたNASは、Synology DiskStation 412+(DS412+)です。 以下ハードウェア的な仕様を一覧にしてみました。   CPU 周波数 : デュアルコア 2.13GHz

  ハードディスクをDS412+内に無事に装着できたら、あとは実際に利用してみることにします。 LANケーブル、電源ケーブルを背面の差し込み口にそれぞれ挿し、本体前面右下にある電源スイッチを入れます。 電源が入